2008年7月28日月曜日

オークションとマーケティング


YAHOO!!オークションの私のページです





そもそもオークションに手を出した(言い方が変ですね)最初の理由は、とにかく私は洋服が好きで好きで着道楽な人間なんです。

引越しをした時も段ボールに何個も私の洋服だけでなってしまうは、靴やブーツにバッグ等々、値段の高い安いは関係なく気に入れば安かろうが買ってしまう、主婦としてはあるまじき衝動買いの権化です。

10代から母親に教わりながら自分で着る為の簡単な洋服を作り始め、進んだ進路も服飾専門学校でした。

しかし、田舎育ちの私は都会の雑踏の中で学校の課題をやる事より遊ぶ方に夢中になってしまい、あれほど夢見て上京したにも関わらず学校は中退してしまったという中途半端さ。


在学中に気づいたのは、私にはデザインより物を正確に捉える目と独特の感性による説明しようのない事ですがデザイナー志望ではなく、パタンナー志望に進路を変更し、再度別の専門学校へ進学し直しました。

その学校はレベル的には自慢にも高いとはいえない授業内容でしたから、私はいつも優等生でした。

ですが、その学校に在学中に今度は遊び呆けてしまってではなく、腎臓を悪くしてしまい(腎盂腎炎という病気です)あえなく、また中途半端なまま退学してしまいました。

その時の担任の先生には体調が回復したら、「パタンナー見習いからになるけど」というお言葉と共にアパレルメーカーへ紹介してくださるという有難い話しもありましたが、まだまだ自信のなかった私はその有難い誘いを生意気にもお断りしてしまい、結局アパレルに関する仕事に就く事はありませんでした。


しかし、洋服好きは変わらず割のいいバイトに明け暮れ、十代の頃のように自分で型紙を作って洋服を作る事はしなくなってしまいましたが、その分買い捲りローンしまくりで洋服三昧でした。

洋服だけでなくそれに似合うバッグはもちろん靴や帽子、アクセサリー全て値段やブランド関係なく自分の感性に響くものだけ買いまくった20代でした。


それでも、着た時の違和感や変なしわが寄ったり色々と高かろうが安かろうが関係なくある事、その理由、結局はデザインが良くてもそれを作る為のパターン(型紙)を作るパタンナーの腕次第で着心地の良い服かそうでないかの違いが出る事がよく分かりました。


最近の洋服は私の見る限りではかなり作りが簡単で、パターンを作るのが楽なものであったり、縫製については始末の仕方が良くないものが結構あるなぁと、それこそ海外ブランドでも着た時に変な寄り皺が出来るような縫製のよくないものが何十万という値段で売られているのにビックリしてしまいます。


たまたまですが私の叔母がオートクチュールの縫い手の仕事をしていました。
イタリア製の私なんかでは手の出ないような高級な布地を体型の崩れた中年女性向けブランドのものをそのブランドでのトップの縫い手として日夜無茶なパターンの洋服を作り続け、色々なコツはいくらでも伝授してくれます。
ほんのちょっとした事で縫い代の始末や小さな細かい部分的なものを綺麗に仕立てるコツ が、叔母独自の方法でたくさんの技を持っています。
オークションではどんなものが売れるのか、どんなものがたくさん出品されているのかという事をまずメインに考えています。今は夏ですからやはり薄い色のものが落札される場合が多いのと、シフォンとい薄い生地で出来た物が多く出ます。
私自身はあまり商売人ではないのか、「もうかりまっか?」と聞かれると「ぼちぼちでんなぁ」とも言える程の売り上げはありませんが、なかなか世間の人の好みや流行の流れと興味を持つものが分かり面白いです。
既に秋以降どういったラインで出品するものをセレクトするかも考えています。もしかしたら、私のデザインした服を出品するかもしれません。今はまだまだ出品数も少ないですが、構想は別のところにあります。ヤフーオークションは私にとってある意味マーケティングリサーチの一部でもあり、出品して、落札者の方とやり取りを楽しんだりする場です。それから、私の馬鹿買いした洋服の処分用でもあったり・・・・・。
洋服以外でも靴も買ったのに履いてないものや、バッグも何度か使ってそのまま忘れ去ってるもの等
新品同様のものの処分も兼ねて・・・・・・・います。
ユーズド品でもコンディションの悪いものは出していないです。冷やかし半分で覗いて見てください。
その内掘り出し物がポロッとちょこんと出品されているかもしれません。







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