2008年7月25日金曜日

京野菜 万願寺甘とう(とうがらし)


夏の京野菜の代表的なものに、この「万願寺甘とう」という名前のししとうのお化けのような大きなとうがらしがあります。
大きなものになると20cm近くにもなる大きなとうがらしです。
この万願寺とうがらしは、肉厚でボリュームたっぷりです。 とうがらしの中で最も大きいものです。果肉は柔らかめで、種が他のもの(ししとう・伏見とうがらし 等)に比べ少ないので、「とうがらしが苦手だわ」 という方にもオススメです。食べ方としては焼き物、炒め物、天ぷらと幅広く使えます。おつまみにも最適です。辛いものがないのでお子様にも美味しいと言ってもらえるとうがらしです。
産地は京都府の北の外れ、日本三景の一つにも挙げられる「天橋立(あまのはしだて)」のある京都府宮津市のお隣の舞鶴市原産で、関東ではほとんど目にする事のない京野菜の中でも「リーサルウェポン」とも呼べる食通のみぞ知る、本当に見た目の大きさで大味なイメージがしますが、シンプルな調理法で素材の味を楽しむという食べ方が一番美味しいという、不思議な京野菜です。
私はじっくり焼いてお醤油と鰹節をふりかけただけの「料理?」という食べ方が素材本来の甘みや風味全てを味わえるのでお勧めですが、薄味で煮びたしにしたり、ごま油で炒めたりと色々と食べ方としてはバリエーションも豊かなようです。
京都のある関西人の方でも知らない人が居るほど極々一部の楽しみの為の味、味わってみませんか?
無難なところで品質は確かなショップのネットで買えるサイトを見つけたので掲載しておきます。
この万願寺甘とうですが、生産者、生産地での品質管理の為なのか、WEBで万願寺甘とうについての
生産秘話など、こだわりの生産法などを公開しています。
そして袋詰めされた一袋ごとの生産履歴までもWEBで見られるようになっています。
これに関しては袋にシリアルナンバーのような番号が記載されていますので、実際に手に取った方向けなのでURLは省略しますが、今まで見た事も食べた事もない、この不思議な京野菜「万願寺甘とう」、一度味わってみてはいかがですか?

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